熊野川とは?
くまのがわ
熊野川は三重県・奈良県・和歌山県にまたがる紀伊半島を流れる一級河川で、熊野古道とともに世界遺産「紀伊山地の霊場と参詣道」の構成要素となっています。
熊野川(くまのがわ)は、奈良県・三重県・和歌山県にまたがる紀伊山地を源流とし、和歌山県の新宮市付近で熊野灘(太平洋)に注ぐ一級河川です。幹川の延長は183キロメートルで、紀伊半島最大の河川のひとつです。上流域では北山川と呼ばれる支流が合流し、ダイナミックな渓谷美を形成しています。
熊野川の最大の特徴は、熊野信仰との深い結びつきです。熊野三山(熊野本宮大社・熊野速玉大社・熊野那智大社)は熊野川の流域に点在しており、川そのものも「川の参詣道」として古くから熊野詣の巡礼者に利用されてきました。2004年にはユネスコ世界遺産「紀伊山地の霊場と参詣道」の一部として登録されており、川舟での参拝の伝統が現在も受け継がれています。
地形的には急峻な山岳地帯を流れるため、流れが速く、洪水時には大きな水害が発生することもあります。北山川・熊野川の合流点付近は北山峡・瀞峡(どろきょう)と呼ばれる景勝地で、奇岩が連なる秘境的な渓谷が広がっています。瀞峡ではウォータージェット船に乗った渓谷観光が人気です。
また、熊野川・北山川の流れ下る筏流し(いかだながし)は、かつて山から木材を運搬する重要な手段でしたが、現在は伝統行事として継承されています。
基本データ
| 長さ | 183 km |
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出典:Wikidata
使い方・例文
熊野川では世界遺産に登録された川の参詣道として、伝統的な川舟に乗って熊野本宮大社を目指す観光体験が今も楽しめます。
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