瀬戸内寂聴とは?
せとうちじゃくちょう
瀬戸内寂聴とは、波乱に富んだ生涯を送り、出家後も旺盛な創作活動と社会的発言を続けた日本の小説家・尼僧です。
瀬戸内寂聴(せとうち じゃくちょう、1922〜2021)は、徳島県生まれの小説家・天台宗の尼僧です。俗名は瀬戸内晴美。99年の長い生涯を通じ、文学・宗教・社会活動の三つの分野でその名を刻みました。
東京女子大学卒業後、夫の教え子と駆け落ちするなど数々の恋愛遍歴を経て文壇デビュー。初期の作品は女性の性や業を直截に描いたため、「風俗小説」と批判される一方で女性読者から強い共感を得ました。1973年に51歳で出家し「寂聴」と名乗った後も執筆を続け、源氏物語の現代語訳や歴史小説で幅広い読者層を獲得しました。
代表的な作品・活動は次のとおりです。
- 「夏の終り」(女流文学賞受賞)
- 源氏物語現代語訳(全10巻)
- 「場所」(谷崎潤一郎賞受賞)
- 反戦・護憲運動への積極的な参加
2006年に文化勲章を受章。晩年まで法話や講演会に精力的に取り組み、「寂聴さん」として多くの人々に親しまれました。2021年に99歳で逝去しました。
使い方・例文
書店の文庫コーナーで源氏物語現代語訳を手に取る場面や、テレビの法話番組で名前が紹介される場面でよく登場します。
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