濃醇旨口とは?
のうじゅんうまくち
濃醇旨口とは、日本酒の味わいの表現のひとつで、コクと旨みが豊かでしっかりとした飲みごたえのある味わいのタイプを指します。
濃醇旨口(のうじゅんうまくち)は、日本酒の味わいを表す分類のひとつです。日本酒の味わいは一般的に「甘辛」と「淡濃」の2軸で分類されることが多く、その組み合わせによって「淡麗辛口」「淡麗甘口」「濃醇旨口」「濃醇甘口」などと表現されます。
「濃醇(のうじゅん)」とはコクや風味がしっかりと豊かであることを意味し、「旨口(うまくち)」とは旨みが感じられる口当たりのことを指します。つまり濃醇旨口とは、アミノ酸などに由来する豊かな旨みとコクを持ち、飲みごたえのある日本酒のことです。
濃醇旨口の日本酒の特徴としては以下が挙げられます。
- 米の旨みや発酵由来の複雑な風味が豊か
- 飲み口に厚みがあり、余韻が長い
- 辛口ほどシャープではなく、甘口ほど甘くない中間的な味わい
- 燗酒(温めた状態)にすると旨みがさらに際立つ場合が多い
新潟の淡麗辛口が広く知られた一方で、秋田・山形・広島などでは伝統的に濃醇な旨みを大切にした酒造りが行われてきました。こってりした料理やコクのある食材との相性が良く、肉料理・味噌料理・熟成チーズなどと合わせると互いの旨みが引き立ちます。
使い方・例文
居酒屋で「濃醇旨口」と表示された日本酒を注文すると、米の旨みがしっかりと感じられるコクのある味わいで、焼き鳥や煮物といった料理によく合います。
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