濃尾平野とは?
のうびへいや
濃尾平野とは、岐阜・愛知両県にまたがる、東海地方最大の平野です。
濃尾平野(のうびへいや)は、岐阜県南部から愛知県北西部にかけて広がる、面積約1800平方キロメートルの東海地方最大の平野です。「濃尾」とは旧国名の「美濃(岐阜県)」と「尾張(愛知県)」に由来します。
木曽川・長良川・揖斐川という「木曽三川」が平野を縦断して伊勢湾に注いでおり、これらの河川が運んできた土砂が堆積して形成された沖積平野です。川が土砂を積み重ねたため、河床が周囲の地面より高い「天井川」が多く存在し、かつては洪水が頻発する地域でした。
このため、江戸時代から輪中(わじゅう)と呼ばれる堤防で集落を囲む独特の治水文化が発達しました。明治時代には「ヨハネス・デ・レーケ」らオランダ人技術者の指導のもと、木曽三川の河川改修(三川分流工事)が行われ、洪水被害を大きく減らすことに成功しました。
現在、濃尾平野は名古屋市を中心とした中京圏の経済・工業の中核をなしています。自動車産業・航空宇宙産業・セラミック産業など日本を代表する製造業が集積し、日本有数の工業地帯となっています。
使い方・例文
「濃尾平野を流れる木曽三川は、かつて輪中という独特の治水文化を生み出した。」
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