滅菌とは?
めっきん
滅菌とは、対象物に含まれるすべての微生物(細菌・ウイルス・芽胞など)を完全に死滅または除去する処理のことです。
滅菌(sterilization)とは、細菌・真菌・ウイルス・芽胞(胞子)を含むあらゆる微生物を完全に死滅・除去する処置です。単に病原菌を減らす「消毒」や「除菌」とは異なり、滅菌は微生物をゼロの状態にすることを目的とします。
滅菌の主な方法には以下があります。
- 高圧蒸気滅菌(オートクレーブ): 高圧の飽和水蒸気を用いる最も一般的な方法。耐熱性の器具や培地の滅菌に使われます。
- 乾熱滅菌: 高温の乾燥空気で処理する方法。ガラス器具や金属器具に適しています。
- ガス滅菌(EOG滅菌): エチレンオキサイドなどのガスを使用。熱に弱いプラスチック製品や医療器具に使われます。
- 放射線滅菌: ガンマ線や電子線を照射する方法。使い捨て医療機器の工業的滅菌に広く利用されます。
- フィルター滅菌: 微細なフィルターで微生物を物理的に除去する方法。熱に弱い液体に用います。
滅菌は医療・歯科・製薬・食品製造など、無菌状態が求められるあらゆる分野で不可欠な操作です。手術器具や注射針・輸液製剤の製造では滅菌が義務づけられており、感染症予防と安全な医療の基盤となっています。
使い方・例文
手術に使用するメスや鑷子は、使用前にオートクレーブで滅菌処理を施してから提供されます。
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