溶岩流とは?
ようがんりゅう
溶岩流とは、火山の噴火によって地表に流れ出た高温の溶けた岩石(マグマ)が地形に沿って流れ下る現象、またはその固まった岩体のことです。
溶岩流(ようがんりゅう)とは、火山が噴火した際に火口や割れ目から地表へ流出したマグマが、重力に従い斜面を流れ下る現象を指します。流動中のものを溶岩流と呼ぶほか、冷えて固まった後の岩石地形もそう呼ぶことがあります。
溶岩の流れる速度や距離は、マグマの成分・粘性・温度・地形の傾斜によって大きく異なります。粘性の低い玄武岩質溶岩(ハワイ型)は流れが速く、数十キロメートル先まで達することもあります。一方、粘性の高いデイサイト・流紋岩質溶岩は流れが遅く、火口近くに盛り上がるドームを形成しやすい特徴があります。
溶岩流の表面形態には主に2種類あります。
- パホイホイ溶岩:表面がなめらかで波打ったような形状をもつ、流動性の高い溶岩
- アア溶岩:表面がごつごつして角張った塊状になった溶岩
溶岩流が到達した地域では、建物・農地・道路などが埋没・焼失する大きな被害をもたらします。ただし一般的にはゆっくりと流れるため、事前に避難する時間が確保できる場合も多いです。一方で冷却・固化した後は新たな土地を形成し、長い年月を経て肥沃な土壌になることから、農業適地となることもあります。ハワイ諸島や伊豆大島など、世界各地の火山島の地形は繰り返された溶岩流によって形成されました。
使い方・例文
ハワイのキラウエア火山では玄武岩質の溶岩流が海まで流れ込み、新たな陸地を形成する様子が観察されることがあります。
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