溶岩台地とは?
ようがんだいち
溶岩台地とは、火山から噴出した溶岩が広大な面積を覆って固まり、平坦もしくは緩やかに傾斜した台地状の地形を形成したものです。
溶岩台地(ようがんだいち)は、火山活動によって地表に流出した大量の溶岩(主に粘性の低い玄武岩質溶岩)が、広い範囲を覆って固化した結果生まれた平坦ないし緩傾斜の台地状地形です。英語では「lava plateau」または「lava plain」と呼ばれます。
溶岩台地の形成には、一般的に以下の特徴があります。
- 低粘性の玄武岩質溶岩が主体で、遠くまで薄く広がりやすい
- 単一の噴火ではなく、長期間にわたる繰り返しの噴火によって層が重なって形成されることが多い
- 溶岩が固まる際に、内部が空洞になった溶岩洞窟(溶岩チューブ)が形成されることがある
- 表面は黒く粗く、初期は植生がほとんどない荒涼とした景観を呈する
世界的に有名な溶岩台地としては、インドのデカン高原(面積は広大で、主に玄武岩からなる台地)や、米国コロンビア川高原などが挙げられます。日本では青木ヶ原樹海(富士山麓)が溶岩台地の上に広がった樹林として知られています。
時間が経過すると風化・侵食が進んで土壌が形成され、植生が回復することで豊かな生態系が築かれることもあります。農業・牧畜に適した土地となる場合もあり、デカン高原はその代表的な事例です。
使い方・例文
富士山麓の青木ヶ原樹海は溶岩台地の上に成立した原生林であり、地面に凹凸が多く方位磁針が狂うという噂(実際には岩石磁気の影響は限定的)とともに語られます。
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