準平原とは?
じゅんへいげん
準平原とは、長い侵食作用によって山地がほぼ平らに削り均された低平な地形のことです。
準平原(じゅんへいげん)とは、地表が長期間にわたる侵食作用を受け続けた結果、かつての山地や丘陵がほぼ完全に削り平らかにされた地形をいいます。英語では「ペネプレイン(peneplain)」と呼ばれ、アメリカの地形学者W・M・デービスが提唱した地形輪廻(侵食輪廻)の概念の中で定義されました。
地形は一般的に幼年期・壮年期・老年期という段階を経て変化すると考えられており、準平原はその最終段階にあたります。長い年月の間に河川侵食や風化が繰り返され、起伏がほとんどなくなった低い平原面が形成されます。この面が後に地殻変動によって隆起すると、再び侵食を受けて「隆起準平原」となり、山地や台地として残ることがあります。
日本では、秩父山地や中国山地の一部がかつての準平原面を持つと考えられています。世界的には、カナダ楯状地やスカンジナビア半島など安定した古い大陸には広大な準平原が見られます。
準平原の概念は地形学の基礎として重要ですが、現実には完全な準平原は稀であり、地殻変動や侵食速度の違いによって形成過程が複雑になることも多いとされています。
使い方・例文
「中国山地はかつての準平原面が隆起してできたと考えられており、なだらかな山並みが続く独特の地形をなしている。」
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