添架物とは?
てんかぶつ
添架物とは、橋梁や高架構造物に後から取り付けられる、電線・配管・通信ケーブルなど本来の構造機能以外の付属設備のことです。
添架物(てんかぶつ)とは、橋梁・高架道路・鉄道高架などの構造物本体に後付けで設置される付属設備の総称です。具体的には、電力線・通信ケーブル・ガス管・水道管・光ファイバーケーブルなどのインフラ設備が橋の桁や橋台に取り付けられたものを指します。
河川や谷・道路などの障害物を越える際、地下埋設が困難な場所では既存の橋梁に各種インフラを「添架(てんか)」することが合理的です。これにより新たな橋や支柱を設けるコストを省けるため、都市部・山間部を問わず広く行われています。
しかし添架物には次のような課題もあります。
- 重量の追加により橋梁に設計外の死荷重が生じる
- 風圧面積の増加による風荷重の増大
- 維持管理・点検の際に橋梁管理者とインフラ事業者の調整が必要
- 地震時に添架物が損傷して二次被害を起こすリスク
このため、添架物を橋梁に設置する場合は橋梁管理者(国土交通省・自治体など)の許可が必要であり、構造計算や協議書の提出が求められます。撤去・更新の際にも同様の手続きが発生します。インフラ老朽化が課題となる現在、添架物を含む橋梁の総合的な管理が重要視されています。
使い方・例文
橋の側面に金属製のトレイやダクトが取り付けられ、そこにケーブルや配管が通っている光景がよく見られますが、これが添架物の典型例です。
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