浮腫とは?
ふしゅ
浮腫とは、体の組織に余分な水分がたまってむくみが生じた状態で、足や顔など様々な部位に現れます。
浮腫(ふしゅ)は一般に「むくみ」とも呼ばれ、血管やリンパ管から組織の間隙(かんげき)に水分が過剰にしみ出し、皮下組織に液体がたまった状態です。指で押すとへこみが残る「圧痕性浮腫」が典型的な所見です。
- 静脈・リンパのうっ滞:長時間の立ち仕事や座りっぱなしで血液が下肢に滞留する
- 低アルブミン血症:栄養不足・肝硬変・ネフローゼ症候群などで血中タンパクが減少し、血管内に水分を保つ力が低下する
- 心不全:心臓のポンプ機能低下により静脈圧が上昇し、体液が組織に漏れる
- 腎機能障害:水分・ナトリウムの排出が障害され、体内に水がたまる
- 薬の副作用:降圧薬(カルシウム拮抗薬など)やステロイドが原因になることがある
生理的な原因(塩分の多い食事・月経前・妊娠中)による一時的な浮腫は、多くの場合安静や生活習慣の改善で解消されます。しかし、長期間続く浮腫や急激に悪化するものは、心疾患・腎疾患・肝疾患のサインである可能性があるため、医療機関での診断が必要です。治療は原因疾患の治療が優先され、利尿薬が使用されることもあります。
使い方・例文
夕方になると足がパンパンになる・靴がきつくなる、という日常的なむくみを「浮腫」といい、長時間の立ち仕事で脚に水分がたまることが主な原因です。
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