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泣き寝入りとは?

なきねいり

泣き寝入りとは、不当な扱いや損害を受けても抗議や反論をあきらめて、そのまま我慢して受け入れてしまうことを意味する日本語表現です。

「泣き寝入り(なきねいり)」は、本来ならば異議を唱えたり補償を求めたりできる立場にあるにもかかわらず、さまざまな事情から諦めて黙って従ってしまう行為・状態を表す慣用句です。文字通り「泣きながら寝てしまう」=感情を押し殺して何もできないまま事態を受け入れる、というイメージ語源とされています。

泣き寝入りが起きる背景には、以下のような要因が挙げられます。

  • 相手との力関係の差(雇用者と被雇用者、大企業消費者など)
  • 手続きの煩雑さや時間・費用のコスト
  • 証拠不十分や法律知識の不足
  • 周囲からの孤立や精神的疲弊

消費者問題・労働問題・ハラスメント被害・詐欺被害などの文脈で頻繁に使われます。「泣き寝入りせずに相談窓口へ」というフレーズは、行政機関や消費者センターの啓発メッセージでもよく登場します。

類義語には「諦める」「泣き面に蜂」などがありますが、泣き寝入りは特に「本来は黙らなくてよかった」という理不尽さや悔しさのニュアンスを含む点が特徴的です。法律や制度の整備によって泣き寝入りを減らそうという取り組みは、消費者保護・労働法改正などの面で社会的課題となっています。

使い方・例文

「欠陥品を購入したが返品交渉が面倒で泣き寝入りした」「ハラスメントを受けても立場が弱くて泣き寝入りするしかなかった」のように、不当な被害を訴えられずに我慢する場面で使います。

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