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池坊専好とは?

いけのぼうせんこう

安土桃山から江戸時代初期にかけて活躍した華道・池坊の宗匠で、立花の芸術を大成させた花人です。

池坊専好(いけのぼうせんこう)とは、京都・六角堂(頂法寺)を拠点とする日本最古の華道流派・池坊において、安土桃山時代から江戸時代初期にかけて活躍した宗匠の名跡(名前)です。歴史上「池坊専好」を名乗った人物は複数おり、特に著名なのは初代(?〜1621年)と二代(生没年不詳、17世紀前半)です。

初代池坊専好は、豊臣秀吉の御前で花を生けるなど時の権力者とも深く関わり、「立花(りっか)」と呼ばれる様式を高い芸術の域に押し上げた人物として知られます。立花は天・地・人など宇宙の調和を象徴する複数の枝で構成される格調高い形式で、池坊の象徴的な花のスタイルです。

二代池坊専好も立花の名手として知られ、後水尾天皇の御所で花を生けたという記録が残っています。現代では二代の業績と作風を称えた映画も制作されるなど、その芸術的な生き方が再評価されています。

池坊専好という名は流派の宗匠が受け継ぐ名跡であり、現在も池坊の家元を中心に日本のいけばな文化は継承されています。華道の歴史・日本文化を語る上で欠かせない存在であり、いけばなを単なる装飾から精神性を持つ芸術へと昇華させた功績は今日も高く評価されています。

使い方・例文

日本の華道史や安土桃山文化を学ぶ際に、立花を大成させた花人として池坊専好の名が登場します。

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