安土桃山時代とは?
あづちももやまじだい
安土桃山時代とは、織田信長・豊臣秀吉が全国統一を進めた16世紀後半の時代のことです。
安土桃山時代とは、織田信長が台頭した1573年(室町幕府の滅亡)ごろから、豊臣秀吉の死後に徳川家康が実権を握る1600年(関ヶ原の戦い)ないし1603年(江戸幕府開府)までの時期を指す歴史区分です。信長が本拠とした「安土城」と秀吉の「伏見城(桃山城)」の名を合わせて命名されました。
この時代の最大の特徴は戦国時代の終焉と天下統一の達成です。信長は鉄砲を効果的に活用した長篠の戦い(1575年)など革新的な戦術で勢力を拡大しましたが、1582年の本能寺の変で明智光秀に討たれました。その後を継いだ豊臣秀吉は各地の大名を屈服させ、1590年に全国統一を達成しました。
安土桃山時代には社会・文化面でも大きな変化がありました。
- 兵農分離:刀狩・太閤検地により武士と農民の身分が明確化
- 楽市楽座:座の特権廃止と自由な商業活動の促進
- 南蛮貿易:ポルトガル・スペインとの交易でキリスト教や西洋文物が流入
- 桃山文化:金箔を多用した豪華絢爛な建築・障壁画・茶道の発展
秀吉は朝鮮出兵(文禄・慶長の役)を行いましたが失敗に終わり、1598年に病死します。その後、関ヶ原の戦いを経て徳川家康が覇権を握り、江戸時代へと移行しました。安土桃山時代は中世から近世への転換点として、日本史上きわめて重要な時代とされています。
使い方・例文
歴史の教科書では、安土桃山時代は信長・秀吉の二人の英雄が活躍した時代として紹介されており、NHKの大河ドラマでも繰り返し題材に取り上げられています。
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