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汚水とは?

おすい

汚水とは、家庭や工場などから排出される、使用後の汚れた水のことで、下水道や浄化槽で処理される対象です。

汚水(おすい)とは、家庭・事業所・工場などで使用された後に排出される、汚染物質を含む排水の総称です。日常生活においては、トイレから排出される「し尿(糞尿を含む水)」と、台所・風呂・洗面所・洗濯などから出る「生活雑排水」を合わせたものを指すことが一般的です。

汚水の種類は排出源によって以下のように分類されます。

  • 生活汚水:家庭からのし尿・台所・風呂・洗濯排水など
  • 産業排水:工場・製造業からの製造工程水・冷却水・洗浄水など
  • 事業系排水:飲食店・病院・ホテルなどからの排水

汚水には有機物・窒素・リン・重金属・病原微生物・合成洗剤などが含まれており、適切に処理せずに河川や海へ放流すると、水質汚染・富栄養化・生態系への悪影響をもたらします。このため、日本では下水道法や水質汚濁防止法により、汚水の排出基準と処理方法が厳格に規定されています。

汚水の処理方法には、公共下水道に接続して下水処理場で処理する方法と、浄化槽を設置して個別に処理する方法があります。処理された水(処理水)は放流基準を満たした後、河川や海へ放流されます。現代の下水処理では、生物処理・化学処理・消毒の各工程を経て、水質基準を満たす処理水が生産されています。

使い方・例文

「合流式下水道では、汚水と雨水が同一の管路で処理場へ送られる」「浄化槽の設置義務がある地域では、各戸で汚水を処理してから放流する必要がある」といった場面で使われます。

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