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水門とは?

すいもん

水門とは、河川・用水路・運河などに設置され、扉体の開閉によって流量や水位を制御する土木構造物です。

水門(すいもん)とは、河川・用水路・運河・海岸などに設けられた構造物で、ゲート(扉体)を上下または回転させることで水の流量・水位・流向を調節する施設です。

水門の基本構造は、水を通す開口部(門口)と、それを塞ぐ扉体、扉体を動かす巻上機(ホイスト)、そして両岸を繋ぐ門柱・胸壁から成り立っています。扉体の形式は目的と規模によって多様で、代表的なものには次のものがあります。

  • ローラーゲート:大型河川の排水門に多い標準的な形式
  • フラップゲート:逆流防止を目的とした小型水門
  • ラジアルゲート(テインターゲート):ダムや堰で広く使われる扇状の扉体
  • スライドゲート:農業用水路など比較的小規模な施設に多用

水門の役割は多岐にわたります。洪水時には上流から流れる大量の水を調節して下流への氾濫を防ぎ、干ばつ時には農業用水や生活用水を適切に分配します。海に近い河川口では海水の逆流(塩水遡上)を防ぐ機能も担います。また、高潮や津波の浸水対策として設置される「防潮水門」は沿岸地域の防災上、重要なインフラです。

日本では国土交通省や地方自治体が管理する河川水門が数千か所以上あり、その多くはリモート監視・遠隔操作に対応するよう近代化が進められています。

使い方・例文

台風や大雨の際にニュースで「水門を閉鎖して浸水を防いだ」と報道される場面や、農業用水路の取水口に設けられた小さなスライド式の水門として身近に見られます。

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