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水痘帯状疱疹ウイルスとは?

すいとうたいじょうほうしんういるす

水痘帯状疱疹ウイルスとは、子供のころに水ぼうそうを引き起こし、潜伏後に成人で帯状疱疹として再活性化するヘルペスウイルスの一種です。

水痘帯状疱疹ウイルス(VZV: Varicella-Zoster Virus)は、ヘルペスウイルス科に分類される二本鎖DNAウイルスです。初感染では水痘(水ぼうそう)を引き起こし、飛沫感染・空気感染・接触感染によって伝播します。感染力が強く、免疫のない人への感染率は非常に高いとされています。

水痘は全身に水疱性の発疹が出現することが特徴で、多くの子供は軽症で回復します。しかし治癒後もウイルスは脊髄後根神経節や脳神経節などの神経組織に潜伏し続けます。加齢・疲労・免疫抑制状態などをきっかけにウイルスが再活性化すると、神経の走行に沿った帯状の水疱性発疹(帯状疱疹)を引き起こします。帯状疱疹後神経痛は長期にわたる強い痛みとして残ることがあります。

予防にはワクチン接種が有効で、日本では水痘ワクチンが定期接種(主に1〜2歳児対象)に組み込まれています。また50歳以上を対象とした帯状疱疹ワクチン(生ワクチンおよびサブユニットワクチン)も普及が進んでいます。治療にはアシクロビルなどの抗ウイルス薬が有効です。

使い方・例文

子供の水ぼうそうの原因を説明する文脈や、高齢者・免疫低下患者で帯状疱疹が生じた際の原因ウイルスとして医療の場で頻繁に登場します。

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