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毛公鼎とは?

もうこうてい

毛公鼎とは、中国西周時代末期に作られた青銅製の鼎で、内側に刻まれた約500字の銘文が中国最長の金文として名高い文化財です。

毛公鼎(もうこうてい)は、中国西周時代末期(紀元前9世紀〜8世紀ごろ)に作られたとされる青銅製の祭器です。「鼎(てい)」は三本足の脚と二本の耳(取っ手)を持つ容器で、古代中国では権力の象徴として宗廟の祭祀に用いられました。

最大特徴は内側に刻まれた銘文で、その文字数は約499〜500字とされており、現存する西周時代の青銅器銘文(金文)の中でも最長クラスです。内容は周の宣王が「毛公綰(もうこうかん)」という人物に職務を命じ、さまざまな礼器を下賜する場面が記されており、当時の王朝政治・礼制・語彙を知る一級史料として高い評価を受けています。

毛公鼎は清代に陝西省で発掘されたとされ、その後各地を転々とし、現在は台湾の国立故宮博物院が所蔵しています。中国本土に現存しないため、両岸の文化的象徴としても注目される存在です。

金文研究・古代中国語研究・書道において欠かせない資料であり、世界の古代文字史を語る上でも重要な位置を占めています。

使い方・例文

毛公鼎は、古代中国の青銅器文化や西周時代の政治制度を学ぶ際に、一次資料として教科書や研究書に取り上げられます。

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