銘文とは?
めいぶん
銘文とは、金属器・石碑・建造物などに刻まれた文字や文章のことで、奉納・記念・顕彰などの目的で記されます。
銘文(めいぶん)とは、金属製の器物・石碑・建造物・貨幣・印章などに刻み込まれた文字や文章を指します。「銘」は本来「刻む」ことを意味し、その内容を「文」として記したものが銘文です。
銘文が記される目的はさまざまです。
歴史的に重要な銘文の例として、日本では奈良時代の金銅仏に刻まれた造立銘や、古墳時代の鉄剣(埼玉県・稲荷山古墳出土の金錯銘鉄剣など)があります。中国では青銅器の銘文(金文)が殷・周時代の史料として重要視されています。
銘文は、文書として残されなかった時代の歴史を知る一次資料となるため、考古学・歴史学において高い史料価値を持ちます。筆跡や刻み方の様式から制作年代や地域を推定することも可能で、文化財研究の重要な対象となっています。
使い方・例文
寺院の梵鐘に刻まれた製作年や寄進者の名前、あるいは記念碑に刻まれた建立の経緯などが銘文の典型例です。
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