橈骨遠位端骨折とは?
とうこつえんいたんこっせつ
橈骨遠位端骨折とは、手首の近くにある橈骨の末端部が折れる骨折で、転倒時に手をついた際に最も起こりやすい骨折の一つです。
橈骨遠位端骨折(とうこつえんいたんこっせつ)とは、前腕の2本の骨のうち親指側にある橈骨の、手首に近い末端(遠位端)が骨折した状態を指します。
最も多い受傷原因は転倒で、地面に向かって手のひらを広げて倒れたとき(FOOSH:Fall On OutStretched Hand)に手首に強い力が加わり発生します。高齢者・骨粗鬆症のある女性・スポーツ中の若者に多く見られます。
骨折のパターンは多様で、代表的なものに以下があります。
- コーレス骨折:遠位骨片が手背側にずれるタイプ(最多)
- スミス骨折:骨片が手掌側にずれる逆方向のタイプ
- バートン骨折:関節面を巻き込む骨折・脱臼タイプ
症状は手首の強い痛み・腫れ・変形で、レントゲンにより診断されます。ずれが少なければギプス固定などの保存療法が選択されますが、骨片のずれが大きい場合や関節内骨折では手術(プレート固定など)が必要になります。適切な治療とリハビリにより多くの場合で機能回復が期待できます。
使い方・例文
スキーで転倒し手をついた際に発症することが多く、「手首の骨折」として救急外来を受診するケースが典型的な例です。
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