朱書きとは?
しゅがき
書類や原稿などに赤色(朱色)のインクや墨で文字・記号を書き込むことで、校正・添削・注記などに用いられる手法です。
朱書き(しゅがき)とは、文書・原稿・答案などに対して赤色(朱色)のペンや筆を使って文字・記号・コメントを書き込む行為、またはそのように書き込まれた文字を指します。黒い本文に対して朱色が際立つため、修正箇所や注意点を視覚的に明確にする目的で古くから使われてきた手法です。
朱書きが用いられる主な場面は次のとおりです。
- 校正・校閲:出版・印刷の現場で、原稿の誤字・脱字・レイアウトの修正指示を赤で記入する
- 添削:教育現場で教師が生徒の答案・作文・レポートに赤ペンで評価やコメントを加える
- 封筒・書類への注記:「親展」「至急」「重要」などの文字を封筒の表面に赤で書き、受取人や取扱い方法を明示する
- 行政・法的文書:訂正印や修正内容を朱書きで示す慣習が一部で残っている
デジタル環境の普及によりWord・PDF・Googleドキュメントなどの電子校正ツールが広まりましたが、印刷業・出版業界では現在も紙への朱書きが正式な校正手段として用いられる場面があります。「赤入れ」とも呼ばれます。
日本では赤色を警告・重要性の象徴とする文化的背景が根強く、朱書きはその視認性の高さから長く実務に活かされてきました。
使い方・例文
編集者が著者の原稿に赤ペンで「削除」「要修正」などと書き込む行為が朱書きの典型例であり、「朱書きだらけの原稿が戻ってきた」という表現でも使われます。
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