本初子午線とは?
ほんしょしごせん
本初子午線とは、経度0度の基準となる経線で、イギリスのグリニッジ天文台を通る線として国際的に定められています。
本初子午線(ほんしょしごせん)とは、地球上の経度を測る基準となる経度0度の経線のことです。地球は東西方向に360度に分割されており、本初子午線を基準として東側を東経、西側を西経と呼びます。
現在の本初子午線は1884年の国際子午線会議でイギリスのグリニッジ王立天文台を通る経線として採択されました。それ以前は国によって独自の子午線が用いられており、フランスはパリ子午線を使用していました。グリニッジが国際標準になった背景には、当時の大英帝国の海上覇権と、グリニッジが海洋航海の基準として広く利用されていたことがあります。本初子午線がもたらす重要な役割は以下のとおりです。
- 経度の基準として地図・GPS・航空・海運など世界中の位置情報システムの根幹をなす
- グリニッジ標準時(GMT)の基準線であり、世界の時刻計算のもととなる
- 協定世界時(UTC)もほぼグリニッジを基準としている
なお、現在GPSなどで使われる国際地球基準座標系(ITRS)上の経度0度線は、旧グリニッジ天文台の望遠鏡を通る線から約100メートルほどずれていますが、実用上は同一として扱われます。
使い方・例文
地図アプリで自分の位置が「東経135度」などと表示されるのは、本初子午線を基準に東へ何度離れているかを示しています。
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