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朝霧とは?

あさぎり

朝霧とは、早朝に発生する霧のことで、夜間に冷えた地面や水面付近の空気が冷却されて水蒸気が凝結することで起こります。

朝霧(あさぎり)とは、朝の時間帯に発生する霧のことです。霧とは、空気中の水蒸気が微細な水滴となって大気中に浮遊し、視界が著しく低下する気象現象を指します。気象の定義では視程(見通せる距離)が1キロメートル未満の状態が霧、1キロメートル以上を靄(もや)と区別されます。

朝霧が発生するメカニズムには主に2種類あります。

  • 放射霧:晴れた夜間に地面が放射冷却で急速に冷やされ、その付近の空気が露点以下に下がって水蒸気が凝結して発生する霧。内陸部の盆地や谷間でよく見られる
  • 蒸気霧(川霧・湖霧):冷えた空気が暖かい川・湖・海の水面に触れて水蒸気が凝結することで発生する霧。川の水面から霧が立ち上る幻想的な光景をつくる

朝霧は日の出後、気温が上昇するにつれて水滴が蒸発し、午前中には晴れることが多いです。「朝霧は晴れの証拠」などと経験則的に言われることもあります。

朝霧は霧の中でも特に詩的・情緒的なイメージで語られることが多く、日本の文学・俳句・短歌にも数多く登場します。また山間部や高原では観光資源にもなっており、富士山の麓にある「朝霧高原」(静岡県)はその名のとおり朝霧が名物の観光地として知られています。航空・交通機関にとっては視界不良による支障をもたらすこともあります。

使い方・例文

秋の晴れた朝、川沿いの道を歩くと川面から立ち上る朝霧が幻想的な光景を作り出していることがあります。

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