有機農業とは?
ゆうきのうぎょう
有機農業とは、化学合成農薬や化学肥料を使わず、堆肥や生物的防除などを活用して環境と調和しながら行う農業のことです。
有機農業(ゆうきのうぎょう)とは、化学的に合成された農薬・肥料・成長調節剤・家畜飼料添加物などを原則使用せず、遺伝子組み換え技術も使わない農業方式です。土壌の生物活性を高め、自然の物質循環を活かすことで、環境負荷を低減しながら持続的に食料を生産することを基本理念とします。
有機農業の主な実践方法には以下があります。
- 有機物施用:堆肥・腐葉土・緑肥などを土壌に還元し地力を高める
- 輪作・混作:作物を組み合わせ連作障害や病害虫の発生を抑制する
- 生物的防除:天敵昆虫・微生物農薬・物理的防除で害虫・病原菌に対処する
- 不耕起・省耕起栽培:土壌構造と微生物相を守る耕起管理
日本では2006年に「有機農業の推進に関する法律」が制定され、国が有機農業を積極的に支援する体制が整いました。農産物に「有機JASマーク」を付けるためには、第三者機関による認証が必要です。世界的にも有機農産物の市場は拡大傾向にあり、食の安全・環境保全・生物多様性の維持といった観点から、持続可能な食料システムの柱として注目されています。一方で収量の低下や手間・コストの増大が普及の課題となっています。
使い方・例文
「この農家は有機農業の認証を取得しており、農薬・化学肥料を一切使わずに野菜を栽培している」というように、食品表示・農業政策・消費者意識の文脈でよく使われます。
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