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曝気とは?

ばっき

曝気とは、水中に空気や酸素を強制的に送り込んで溶存酸素増加させる操作で、水処理や水質改善に用いられます。

曝気(ばっき)とは、水中に空気・酸素・または微細気泡を人工的に送り込み、溶存酸素(DO)を増やしたり水を撹拌したりする操作のことです。下水処理・浄水処理・池や湖の水質改善養殖業など幅広い分野で活用されています。

曝気が特に重要な役割を担うのが活性汚泥法による下水処理です。曝気槽では大量の空気を散気管やタービンで水中に送り込み、好気性微生物(酸素呼吸をする細菌)が有機物を効率よく分解できる環境を維持します。酸素が不足すると嫌気性菌が優位になって処理効率が落ちるため、適切な曝気量の管理が不可欠です。

曝気の主な方式には以下のものがあります。

  • 散気式:多孔管や散気板から空気を微細気泡として水中に放出する
  • 機械式(表面曝気):水面を回転するパドルやブラシで水を掻き上げ酸素を溶け込ませる
  • 深層曝気:深い槽の底部から高圧で空気を送り接触時間を長くする

また、池・湖・貯水池などで水質悪化(アオコ発生・貧酸素化)が起きた際にも曝気が水質改善手段として用いられます。さらに魚の養殖場では、魚の呼吸で消費される酸素を補うために常時曝気が行われます。エネルギーコストの面では、曝気は下水処理場全体の電力消費の大きな割合を占めるため、省エネ型散気装置の開発・改良が進んでいます。

使い方・例文

下水処理場の曝気槽では、24時間休みなくブロワーで空気を送り込む曝気が行われており、微生物が活発に有機物を分解して水を浄化している。

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