下水処理場とは?
げすいしょりじょう
家庭や工場から排出された汚水を集め、微生物や物理化学的な処理によって浄化してから河川や海に放流する施設です。
下水処理場(げすいしょりじょう)は、下水道を通じて収集された家庭の生活排水・工場排水・雨水などを処理し、水質基準を満たした状態にして公共水域(河川・湖・海など)へ放流するための施設です。「水処理センター」「浄化センター」などとも呼ばれます。
下水処理の一般的な流れは以下の通りです。
- 一次処理(物理処理):スクリーンで大きなごみを除去し、沈砂池で砂・土を沈殿させ、最初沈殿池で浮遊物を取り除く。
- 二次処理(生物処理):曝気槽で空気を送り込みながら微生物を活用して有機物を分解し、最終沈殿池で汚泥を沈める。
- 高度処理(必要に応じて):窒素・リンなどの除去や、ろ過・消毒(塩素処理・紫外線処理)を行う。
処理後の水は「処理水」として放流されるほか、施設内の洗浄用水として再利用されることもあります。また、沈殿した汚泥は脱水・乾燥後、肥料・建材・燃料などとして資源化される取り組みも広がっています。
下水処理場は公衆衛生の維持と水環境の保全に欠かせないインフラであり、都市部では数万人から数十万人規模の人口に対応する大規模施設が稼働しています。老朽化施設の更新や省エネルギー化も現代の重要課題です。
使い方・例文
自治体が公開している下水道事業の説明や、理科・社会の教科書で水の循環を学ぶ場面で、下水処理場の仕組みが図解とともに紹介されます。
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