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日向国とは?

ひゅうがのくに

日向国とは、現在宮崎県にあたる旧令制国で、天孫降臨の神話ゆかりの地として知られる南九州の国です。

日向国(ひゅうがのくに)は、日本の令制国の一つで、西海道に属していました。現在宮崎県のほぼ全域に相当します。「日州(にっしゅう)」とも呼ばれます。

日向国は日本神話と深く結びついた地域です。『古事記』『日本書紀』では、天照大神の孫・瓊瓊杵尊(ににぎのみこと)が高天原から降り立った「天孫降臨」の地として日向の高千穂が登場します。また、神武天皇(初代天皇とされる)が日向から東征したとされており、宮崎県内には高千穂峡や宮崎神宮など神話ゆかりの地が数多く残っています。

国府は現在の宮崎市付近に置かれていたとされています。古代から南九州の中心的な地域として機能しましたが、九州本土の北部や中部に比べて中央との距離が遠く、独自の文化圏が形成されました。中世には島津氏が日向を含む南九州を支配下に置き、戦国時代には大友氏との「耳川の戦い」(1578年)で島津氏が大勝し、南九州支配を確立しました。

江戸時代には日向国内に複数の藩が並立し(延岡藩・高鍋藩・佐土原藩・飫肥藩など)、幕末には「日向飫肥藩」出身者が幕末維新の活動に関わりました。近代以降は農業(宮崎牛・マンゴーなど)と観光業が県の主要産業となっています。

使い方・例文

神話・古代史を題材にした書籍やドキュメンタリーで「天孫降臨の地」として日向国(現・宮崎県)が紹介される場面が多くあります。

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