日本書紀とは?
にほんしょき
日本書紀とは、720年に成立した日本最古の正史で、神話から持統天皇の時代までを記録した史書です。
日本書紀(にほんしょき)とは、奈良時代の720年(養老4年)に完成した日本最古の正式な歴史書(正史)です。舎人親王(とねりしんのう)らが天皇の命を受けて編纂し、全30巻から構成されています。
日本書紀は、国産みの神話から始まり、神代(じんだい)・神武天皇から持統天皇(在位686〜697年)の時代までを編年体(年代順)で記述します。漢文による正式な国家史書として、当時の東アジア外交においても日本の国家的権威を示す意図がありました。
同時期に成立した「古事記」との相違点を整理すると以下のようになります。
- 成立年:古事記(712年)より8年後の720年
- 文体:日本書紀は漢文、古事記は変体漢文
- 目的:日本書紀は対外的な正史、古事記は国内向けの神話・歴史伝承
- 記述範囲:日本書紀は持統天皇まで、古事記は推古天皇まで
日本書紀には「日本」という国号が初めて正式に用いられたとされており、国家アイデンティティの形成においても重要な文献です。現在も日本史・古代文化・宗教史研究の基本史料として広く活用されています。
使い方・例文
歴史の授業で「記紀(きき)」という表現が出てきたとき、それは古事記と日本書紀のふたつを指しています。
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