持統天皇とは?
じとうてんのう
持統天皇とは、天武天皇の皇后として政治を支え、飛鳥時代末期に大宝律令の基礎を固めた女性天皇です。
持統天皇(じとうてんのう、645〜703年)は、飛鳥時代の女性天皇であり、第41代天皇にあたります。天智天皇の皇女として生まれ、天武天皇の皇后として夫の政治を支えました。天武天皇の崩御後、686年から称制(正式即位前の執政)を経て、689年に飛鳥浄御原令を施行し、690年に正式に即位しました。
持統天皇は天武天皇が始めた律令国家建設の事業を引き継ぎ、精力的に政治改革を進めました。694年には飛鳥から藤原京へ遷都し、本格的な都城の建設を実現させました。藤原京は中国の都城制を参考にした計画都市であり、後の平城京・平安京の先駆けとなりました。
- 天武天皇崩御後の律令国家建設の継続
- 飛鳥浄御原令の施行(689年)
- 藤原京への遷都(694年)
- 文武天皇への譲位後も太上天皇として政治に関与
- 百人一首にも選ばれた和歌の詠み手
持統天皇の詠んだ「春過ぎて 夏来にけらし 白妙の 衣干すてふ 天の香具山」は百人一首にも収められた名歌です。律令国家の基礎を固めた政治家としての側面と、優れた歌人としての側面を併せ持つ天皇として後世に評価されています。
使い方・例文
飛鳥時代の律令国家形成や藤原京遷都を学ぶ授業で、天武天皇と対で紹介されることが多い天皇です。
この用語をシェア
最終更新: