新株予約権とは?
しんかぶよやくけん
あらかじめ定められた価格で会社の新株を取得できる権利であり、ストックオプションや転換社債型新株予約権付社債などに活用されます。
新株予約権とは、会社があらかじめ定めた条件(行使価格・行使期間など)にしたがって、その会社の株式を取得できる権利です。日本では会社法に規定されており、発行会社は新株予約権を有価証券として発行することができます。
新株予約権の主な活用場面は以下のとおりです。
- ストックオプション:役員・従業員へのインセンティブとして付与され、株価上昇時に利益を得られる仕組み
- 新株予約権付社債(転換社債型):社債と組み合わせてエクイティファイナンスの手段として利用
- 資金調達:第三者割当により投資家に発行し、行使時に資本が増加する
行使価格(ストライク価格)は発行時に固定されるため、その後の株価が行使価格を上回ると権利保有者にとって有利になります。逆に株価が下落すると行使されずに失効することもあります。
会計上は、ストックオプションとして発行された新株予約権は株式報酬費用として認識され、公正価値を費用計上しつつ純資産の部に「新株予約権」として計上します。行使された場合は資本金・資本準備金に振り替えられます。
スタートアップ企業において優秀な人材を確保・動機づけする手段として広く活用されており、上場(IPO)時に大きな利益を生むことがあります。
使い方・例文
スタートアップ企業が従業員に1株1,000円で購入できる新株予約権を付与した場合、株価が3,000円に上昇した時点で権利を行使すると、1株あたり2,000円の利益が得られます。
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