転換社債とは?
てんかんしゃさい
転換社債とは、保有者が一定の条件で株式に転換できる権利が付いた社債で、債券としての安定性と株式としての値上がり益の両方を狙える金融商品です。
転換社債(CB:Convertible Bond)は、発行企業の株式に転換できる権利(転換権)が付いた社債です。正式には転換社債型新株予約権付社債と呼ばれます。
通常の社債と同様に定期的に利息(クーポン)を受け取りながら、株価が上昇した場合には、あらかじめ定められた転換価格で株式に転換して値上がり益を得ることができます。逆に株価が低迷した場合は転換せず、満期に元本を受け取る選択が可能です。
転換社債の特徴をまとめると次のようになります。
- 株価上昇局面では株式に転換して利益を得られる
- 株価低迷時は社債として元本と利息を確保できる
- 通常の社債より利率は低めに設定されることが多い
- 発行企業は株式転換されれば返済不要となり資金調達が有利
投資家にとっては株式と債券の中間的なリスク・リターン特性を持つため、比較的保守的なポートフォリオに組み込まれることがあります。一方、発行企業にとっては低い利率での資金調達が可能ですが、転換によって株式が希薄化するリスクがあります。
日本では1990年代のバブル期に多くの企業が転換社債を発行し、資金調達の主要手段として広く用いられました。
使い方・例文
ある企業の転換社債を保有中に株価が転換価格を大きく上回った場合、投資家は社債を株式に転換することで値上がり益を享受できます。
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