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斑晶とは?

はんしょう

斑晶とは、火成岩の中に見られる比較的大きな結晶のことで、マグマがゆっくり冷えた際に先に成長した鉱物粒子です。

斑晶とは、火成岩(特に火山岩)の組織において、細かい石基の中に点在する、比較的粒径の大きな結晶のことです。英語では「phenocryst(フェノクリスト)」と呼ばれます。

マグマが地下深部でゆっくりと冷却される過程で、一部の鉱物が先に大きな結晶として成長します。その後、マグマが地表付近や地表に噴出して急激に冷えると、残りの成分は細かい結晶や非晶質のガラス状物質(石基)として固まります。こうして、大きな斑晶と細かい石基が混在した斑状組織が形成されます。

斑晶を構成する鉱物には、長石・輝石・角閃石・かんらん石などがよく見られます。岩石の種類や産状によって異なりますが、斑晶の種類を調べることで、元のマグマの組成や冷却過程を推定することができます。

斑晶は地質学・岩石学において岩石を分類・記載する際の重要な指標となっており、火山活動の歴史や地殻変動を読み解く手がかりを与えてくれます。

使い方・例文

安山岩の薄片を顕微鏡で観察すると、細かい石基の中に長石の斑晶が点在しているのが確認できます。

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最終更新:

同じ読みのことば

「はんしょう」と同じ読みで、意味のちがうことばです。

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