撮影監督とは?
さつえいかんとく
撮影監督とは、映画やテレビ番組において映像の画作りを統括し、カメラワーク・照明・色調などを総合的に指揮する専門職のことです。
撮影監督(さつえいかんとく)は、英語では Director of Photography(DP)または Cinematographer(シネマトグラファー)とも呼ばれます。映画・ドラマ・CMなどの映像制作において、監督の意図を映像として具体化する視覚表現の責任者です。
撮影監督の主な職務は以下のとおりです。
- カメラアングル・レンズ選択・カメラムーブメントの決定
- 照明計画の立案と照明スタッフの指揮
- 露出・色温度・フィルムまたはデジタルセンサーの設定管理
- カラーグレーディング(色彩調整)の監修
- 撮影クルー全体のマネジメント
監督が「何を語るか」を決めるのに対し、撮影監督は「どのように見せるか」を担います。同じ脚本でも撮影監督が変わると映像の雰囲気は大きく異なります。たとえばロジャー・ディーキンスはコーエン兄弟作品で知られ、独特の硬質な光と影の表現で評価されています。
日本では日本映画撮影監督協会(JSC)が技術水準の維持と人材育成を行っています。デジタル化の進展により、撮影監督はポストプロダクションのVFXや色彩設計にも深く関与するようになっています。
使い方・例文
「この映画の美しい夕景シーンは、撮影監督がゴールデンアワーの光を活かすために何日もロケ地でリハーサルを重ねた成果だ」というように、映像美の演出責任者を指して使います。
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