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指紋とは?

しもん

指紋とは、指先の皮膚に刻まれた渦状・弓状・蹄状などの隆線パターンであり、個人を識別する生体情報として広く使われています。

指紋(しもん)とは、指の腹(指先)に形成された皮膚隆起線(隆線)が描くパターンのことです。汗腺の開口部が並んだ隆線と、その間の溝(谷線)が組み合わさって独自の模様を形成しています。

指紋の形成は胎児期のおよそ3〜4か月ごろに始まり、出生時にはほぼ完成しています。一生涯変化せず、かつ同じ指紋を持つ人間は存在しないとされているため、個人識別に非常に優れた特性をもちます。一卵性双生児でさえ指紋は異なります。

指紋のパターンは大きく3種類に分類されます。

  • 渦状紋(ループ渦):同心円状の渦を形成するタイプ
  • 蹄状紋(ループ):一方の方向から入ってUターンして戻るタイプ。最も多い
  • 弓状紋(アーチ):なだらかな弧を描くタイプ。最も少ない

指紋の利用分野は多岐にわたります。法科学・犯罪捜査では現場に残された潜在指紋を採取・照合して容疑者を特定するために使います。また、スマートフォンや入退室管理システムなどの生体認証においても、指紋センサーによる本人確認が標準的な機能として普及しています。近年は誤認識の低減や偽造対策のため、指紋と顔認証を組み合わせた多要素認証が広まっています。

使い方・例文

スマートフォンのロック解除で指をホームボタンに当てる操作や、警察が犯罪現場でドアノブに残った指紋を採取して照合する場面で登場します。

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