手裏剣術とは?
しゅりけんじゅつ
手裏剣術とは、手裏剣と呼ばれる小型の刃物や棒状の金属を投擲して敵を攻撃または威嚇する、日本古来の武術のひとつです。
手裏剣術(しゅりけんじゅつ)とは、手裏剣(しゅりけん)と総称される小型の投擲用武具を操る日本の古武術です。「手裏剣」は「手の裏に隠し持つ剣」という意味を持ち、忍者の武器として広く知られていますが、実際には武士や武術家の間でも使用・修練された正式な武術分野でした。
手裏剣の形状は流派・用途によって大きく異なります。主な種類としては以下があります。
- 棒手裏剣(ぼうしゅりけん):細長い釘状・針状の金属棒で、回転させずに刺さることを目的とする
- 車剣(しゃけん)・十字手裏剣:星型・十字型に刃を設けた形状で、回転しながら飛ぶ
- 鎖鎌用の分銅など、間接的に手裏剣術と分類される投擲技術
手裏剣術の目的は必ずしも相手を致命的に傷つけることではなく、敵の動きを一瞬止める・威嚇する・追跡者を遅らせるといった補助的な役割が主体でした。このため、速度と正確性の習得が稽古の中心となります。
現在も日本国内にいくつかの流派が存在し、正式な古武道として稽古・演武が行われています。また、的を用いた競技としての普及も試みられており、海外でも「Shuriken-jutsu」として一定の関心を集めています。忍者ブームや武道への関心の高まりを背景に、体験教室や演武イベントでも紹介される機会が増えています。
使い方・例文
時代劇や忍者をテーマにした映画では手裏剣が印象的に描かれますが、実際の手裏剣術の道場では、正確な投法の習得に長い修練を要します。武道・古武術の体験イベントでは手裏剣投げが人気の体験メニューとして設けられることがあります。
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