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扁形動物とは?

へんけいどうぶつ

扁形動物とは、体が平たくリボン状や葉状の形をした左右相称動物の一門で、プラナリアや条虫などが代表的な生物です。

扁形動物(へんけいどうぶつ、Platyhelminthes)は、動物界に属する一つの門で、体が前後左右に平たく押しつぶされたような形をしているのが最大特徴です。体腔(体の空洞)を持たない「無体腔動物」に分類されます。

扁形動物の主な特徴は以下の通りです。

  • 体が上下に扁平(へんぺい)で、前後・左右対称
  • 消化管は持つが肛門がなく、口だけで栄養摂取と老廃物排出を行う(一部の種では消化管が退化)
  • 循環系や体腔を持たない
  • 多くが雌雄同体(同一個体が卵と精子の両方を産生する)

扁形動物は大きく3つのグループに分けられます。

  • 渦虫類: 淡水・海水・陸上に生息。プラナリアが代表例で、高い再生能力で知られる
  • 吸虫類: 動物に寄生する。肝吸虫・住血吸虫などが有名
  • 条虫類: 腸管内に寄生するテープ状の虫。サナダムシとも呼ばれる

自由生活性のプラナリアは体を切断しても再生することで知られ、再生医学の研究モデルとして注目されています。一方、寄生性の種は人や家畜に健康被害を与えることがあり、医学・獣医学でも重要な研究対象です。扁形動物は進化の観点から、左右相称動物の祖先的特徴を多く残している重要なグループとされています。

使い方・例文

「生物の授業で扁形動物の代表例としてプラナリアを観察した」「魚に寄生する吸虫は扁形動物の仲間だ」のような理科・生物の文脈でよく登場します。

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