患者調査とは?
かんじゃちょうさ
患者調査とは、厚生労働省が3年ごとに実施する、全国の医療機関を受診した患者の状況を把握するための統計調査です。
患者調査は、厚生労働省が3年に1回実施する基幹統計調査で、病院・診療所・歯科診療所を受診している患者の傷病状況、受療の状況、患者の属性などを全国規模で把握することを目的としています。
調査は特定の調査日(10月中旬の2日間)に全国の医療施設からサンプリングされた施設を対象に行われ、主に次の情報が収集されます。
- 入院・外来別の受療率(人口10万人当たりの患者数)
- 傷病別の患者数(ICD分類に基づく疾病分類)
- 在院日数・退院患者の転帰
- 患者の年齢・性別などの属性
調査結果は「受療率」「推計患者数」「平均在院日数」などの形で公表され、医療政策の計画立案に広く活用されます。たとえば、生活習慣病や精神疾患の患者数の推移を把握し、必要な医療資源を見積もる根拠データとなります。また、地域医療構想の策定における需要推計にも利用され、医療提供体制の将来設計に欠かせない統計です。
使い方・例文
「がん患者数が増加している」「精神疾患の外来受療率が上昇している」といった医療政策の議論では、患者調査のデータが根拠として引用されます。
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