建具職人とは?
たてぐしょくにん
建具職人とは、障子・ふすま・引き戸・窓枠などの建具を専門に製作・取り付ける職人のことです。
建具職人(たてぐしょくにん)は、建築物の内部や外部に取り付ける「建具」、すなわち障子・ふすま・引き戸・窓枠・欄間・雨戸などを製作・調整・設置することを専門とする職人です。大工が建物の骨格を担うのに対し、建具職人は開口部や間仕切りなど「動かせる部分」を専門に手がけます。
建具職人が扱う主な製品には以下のものがあります。
- 木製建具:障子・ふすま・木製引き戸・欄間など、伝統的な和室に用いられるもの
- 洋式建具:フラッシュドア・枠付きドアなど、現代住宅向けのもの
- アルミ・樹脂製建具:サッシ窓や玄関ドアなど、耐候性が求められるもの
木製建具の製作には高度な木工技術が求められます。木の収縮・膨張を計算したうえで正確に加工し、スムーズな開閉と密閉性を両立させる技術は、長年の経験で培われます。特に伝統的な組子細工(組子障子など)は、複雑な幾何学模様を釘を使わずに組み上げる高度な技として知られています。
建具職人になるには、工務店や建具製作会社に就職して技術を習得するのが一般的です。「建具製作」や「建具工事」に関する技能検定制度もあり、国家資格として技能士の称号が得られます。住宅リフォームの需要増加とともに、既存建具の調整・修繕を担うベテラン職人の需要は引き続き高い状態にあります。
使い方・例文
古い日本家屋のふすまがきつくて開きにくくなったとき、建具職人に依頼すると寸法を調整して滑らかに動くように直してもらえます。また新築の和室で美しい組子障子を特注することも建具職人の仕事です。
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