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差し金とは?

さしがね

差し金とは、L字形金属定規で、直角の確認・長さの計測・墨付け作業に使われる大工道具です。

差し金(さしがね)は、細長い金属(主にステンレスや鉄)を直角に曲げたL字形の計測工具です。長い方を「長手(ながて)」、短い方を「妻手(つまて)」と呼び、それぞれにミリ単位の目盛りが刻まれています。大工木工職人が材料の長さを測ったり、直角を確認したりするために古くから使われてきた伝統的な道具です。

差し金の主な用途には次のものがあります。

  • 材木の長さや幅の計測
  • 直角(90度)の確認と罫書き(けがき)
  • 勾配(斜め角度)の算出(目盛りを使った計算)
  • 円の直径や中心点を求める作図

差し金の特徴的な使い方として「勾配の読み取り」があります。長手と妻手の目盛りの組み合わせにより、屋根の傾斜角(勾配)を数値で表し、材料の切断角度を正確に割り出すことができます。これは日本の在来木造建築において特に重要な技術です。

現代ではデジタル計測器も普及していますが、差し金は軽量で丈夫、かつ電池不要という利便性から今も現場で愛用されています。

使い方・例文

柱や梁(はり)に切り込みを入れる前に、差し金を当てて直角と寸法を確認してから墨線を引きます。

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