軍配とは?
ぐんばい
軍配とは、もとは武将が軍勢を指揮するために用いた道具で、現在は主に相撲の行司が取組を裁くときに持つ団扇(うちわ)型の用具として知られています。
軍配(ぐんばい)は、もともと戦国時代の武将・軍師が戦場で軍勢を指揮・統率するために使用した道具です。「軍配団扇(ぐんばいうちわ)」とも呼ばれ、扇形または円形の板に柄が付いた形状をしており、進軍・退却・部隊の移動などを合図するために掲げられました。
歴史的には武田信玄や上杉謙信といった著名な武将が軍配を持つ姿が絵画・像に描かれており、戦国時代における指揮官の象徴的な道具のひとつでした。素材には漆塗りの木・金属・皮革などが使われ、家紋や吉祥文様が施されることも多くありました。
現代では軍配は以下の場面で使われています。
- 相撲: 行司(土俵上の審判)が取組を裁くときに必ず持参し、勝負が決した際に勝者側に向けて差し出す「軍配を上げる」動作で判定を示す
- 祭礼・神事: 神道の儀式や祭りで神職が持つ神具として使用されることもある
- 慣用句:「軍配が上がる」「軍配を上げる」という表現で、勝敗の決定や優劣の判定を意味する言葉として日常語にも定着している
現代の相撲の軍配は、行司の位階によって使用できる素材・装飾が異なっており、最上位の立行司(りったてぎょうじ)は漆塗りに金銀の房が付いた格式高いものを使用します。
使い方・例文
大相撲の取組で行司が「軍配を上げる」シーンや、勝負の行方を「軍配が上がった」と表現するのが軍配の最も身近な使われ方です。
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