対流雨とは?
たいりゅうう
対流雨とは、地表付近の空気が強く加熱されて急激に上昇することで生じる、短時間に激しく降る雨のことです。
対流雨(たいりゅうう)とは、地表付近の空気が太陽熱などで強く温められ、周囲より軽くなって急激に上昇する対流によって引き起こされる雨のことです。上昇した空気は高度が上がるにつれて冷却され、含まれていた水蒸気が凝結して積乱雲(入道雲)を形成し、激しい雨をもたらします。
対流雨の主な特徴は次の通りです。
- 降雨時間が短く、数十分〜数時間で終わることが多い
- 雨量が多く、局地的・集中的に降る
- 雷や突風を伴うことがある
- 午後に発生しやすい(日射で地表が最も温まる時間帯)
日本では夏に多く見られ、いわゆる夕立がその代表例です。熱帯・亜熱帯地域では年間を通じて対流雨が主要な降水形態となります。
対流雨は、雨の発生原因による分類のひとつで、山の斜面で空気が上昇する地形性降雨や、暖気と寒気がぶつかる前線性降雨と区別されます。都市化による地表温度の上昇がゲリラ豪雨の一因ともされており、近年は気候変動との関連で注目されています。
使い方・例文
夏の午後、晴れていたはずの空が突然暗くなり、短時間に激しい雨が降る夕立は、対流雨の典型的な例です。
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