富有柿とは?
ふゆうがき
富有柿とは、岐阜県原産の完全甘柿を代表する品種で、丸みのある形と甘みの強さから日本で最も多く栽培される柿です。
富有柿(ふゆうがき)とは、岐阜県本巣郡(現・瑞穂市)を発祥とする完全甘柿の品種です。渋みを抜かずにそのまま食べられる「甘柿」の中でも特に甘さが強く、果肉がやわらかいため、日本国内で最も生産量の多い柿として広く知られています。
富有柿は明治時代中期に岐阜県で発見・選抜された品種で、明治から大正にかけて全国に普及しました。現在は岐阜県・福岡県・和歌山県・奈良県などが主要産地です。収穫期は10月下旬から12月初旬で、店頭に並ぶ秋の味覚の代表格として親しまれています。
富有柿の主な特徴は以下のとおりです。
- 果実はやや扁球形(横長の丸み)で、サイズは200〜280グラム程度
- 果皮は濃いオレンジ色で光沢があり、見た目も鮮やか
- 果肉は緻密でジューシー、Brix糖度は14〜16度と高い
- 種が少なく食べやすい
- 完全甘柿のため、渋抜き処理が不要
富有柿はそのまま食べるだけでなく、干し柿・柿ジャム・菓子の素材としても活用されます。柿は栄養面でもビタミンCやカリウムを豊富に含み、「柿が赤くなると医者が青くなる」ということわざが示すほど健康食品としても重宝されてきました。
使い方・例文
秋になるとスーパーに「岐阜産富有柿」と書かれた贈答用の箱が並び、甘くてみずみずしい柿として人気を集めます。
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