サンふじとは?
さんふじ
サンふじとは、袋をかけずに太陽光をたっぷり浴びせて育てるふじりんごの栽培方法による品種で、蜜入りが多く甘みが強いのが特徴です。
サンふじは、りんごの品種「ふじ」を無袋栽培(袋をかけない方法)で育てたものを指す名称です。「サン」は太陽(Sun)に由来し、果実が直接日光を浴びることで通常のふじとは異なる特性を持ちます。
ふじりんごは1962年に農林省園芸試験場(現・農研機構)が育成・命名した日本生まれの品種で、国光とデリシャスを掛け合わせたものです。当初は袋かけ栽培が主流でしたが、省力化と食味向上を目的として無袋栽培が普及し、無袋栽培品を「サンふじ」と区別して呼ぶようになりました。
サンふじの主な特徴は以下の通りです。
- 果肉に蜜(ソルビトールが細胞に蓄積したもの)が入りやすい
- 果皮が赤く色づき、外観が鮮やかになる
- 糖度が高く甘みが強い
- ポリフェノールなど抗酸化成分が袋かけふじより豊富
収穫は10月下旬から11月が中心で、貯蔵性も高く、翌春まで市場に出回ることがあります。現在、日本のりんご生産量の過半数を占める最重要品種であり、世界各国でも栽培されています。
使い方・例文
スーパーの青果コーナーで「サンふじ」と表示されたりんごを見かけたら、それは無袋栽培で育てられた蜜入りのふじりんごです。贈答用の化粧箱に「特選サンふじ」として入っていることもあります。
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