安保闘争とは?
あんぽとうそう
安保闘争とは、日米安全保障条約の改定に反対して1950〜60年代に日本で起きた大規模な社会運動です。
安保闘争とは、日米安全保障条約(安保条約)をめぐり、日本の労働組合・学生・市民が展開した大規模な反対運動の総称です。特に1960年(昭和35年)の新安保条約(日米相互協力及び安全保障条約)批准前後の運動が「60年安保」と呼ばれ、戦後日本最大規模の社会運動の一つとなりました。
1951年に締結された旧安保条約は、在日米軍の地位と権利を一方的に規定した内容であったため批判も多く、岸信介内閣による改定交渉が進む中、条約の内容だけでなく批准手続きの強行採決に対する反発も加わり、国会議事堂を数十万人が取り囲む大規模デモへと発展しました。
安保闘争の主な担い手は以下の通りです。
- 総評(日本労働組合総評議会)など労働組合
- 全学連(全日本学生自治会総連合)などの学生運動
- 社会党・共産党などの革新政党
- 一般市民・知識人
新条約は1960年6月に自然成立し、岸内閣は退陣しました。その後も1970年の条約自動延長をめぐる「70年安保」闘争が起きましたが、60年安保ほどの規模には至りませんでした。安保闘争は日本の戦後民主主義と市民運動の歴史に大きな足跡を残しています。
使い方・例文
歴史の授業で安保闘争を学び、1960年代の日本で多くの市民が政治参加した経緯を理解した。
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