本文へスキップ

宇野宗佑とは?

うのそうすけ

宇野宗佑とは、竹下登の後を受けて1989年に第75代内閣総理大臣就任したものの、スキャンダルと参院選敗北により在任わずか69日で辞任した政治家です。

宇野宗佑(うの そうすけ、1922〜1998年)は、滋賀県出身の自由民主党の政治家で、戦後日本政治史上最短クラスの在任期間で知られる首相です。彦根高等商業学校(現滋賀大学)を卒業後、実業界を経て1960年に衆議院議員に初当選し、以後連続して当選を重ねました。

農林大臣・通商産業大臣・内閣官房長官・外務大臣などを歴任し、外務大臣時代には日米関係や経済外交に携わりました。1989年6月、リクルート事件で竹下登が退陣した後を受けて自民党総裁・首相に就任しました。

しかし、就任直後から以下の問題が重なり、政権は急速に失速しました。

  • 就任直後に元芸妓との個人的スキャンダルが週刊誌で報道され、女性有権者を中心に批判が集中した。
  • 竹下内閣が導入した消費税(3%)への国民の反発が収まらず、参院選の争点となった。
  • 1989年7月の第15回参議院選挙で自民党が歴史的大敗を喫し、参議院の過半数を失った。

選挙敗北の責任を取って同年8月に辞任し、在任期間は69日でした。リクルート事件後の政治不信という構造的問題と個人スキャンダルが重なった「不運な首相」として記憶されています。

使い方・例文

平成初期の政治史や自民党の長期政権に関する解説で、宇野内閣の短命政権は消費税導入直後の民意と政治スキャンダルの事例として言及されます。

この用語をシェア

𝕏 でポスト LINE

最終更新:

関連用語