字母とは?
じぼ
字母とは、アルファベットや仮名など、ある文字体系を構成する基本的な文字(字)の一覧・集合、またはその個々の文字単位そのものを指す言語学上の用語です。
字母(じも)は、主に言語学・文字学の分野で使われる用語で、ある文字体系(文字コード)を構成する基本的な文字単位の全体集合、またはその個々の文字を指します。英語の「alphabet(アルファベット)」に近い概念で、日本では特に「かな字母」「アラビア字母」のように用いられることがあります。
日本語の文脈では、平仮名・片仮名それぞれの「いろは」または「五十音」を構成する一字一字が字母と呼ばれることがあります。また、朝鮮語(韓国語)のハングルを構成する基本子音字・母音字を「字母(자모)」と呼ぶのが標準的な用語であり、現代ハングルでは子音14字・母音10字の計24字母が基本とされています。
字母の特性と関連概念をまとめると以下のとおりです。
- 字母は組み合わせて音節・単語を形成する最小単位
- 表音文字体系(アルファベット・ハングル・アブジャドなど)で使われる概念
- 漢字のような表意文字体系には字母の概念はなじまない
- 活版印刷では「字母(ジボ)」が金属活字の母型を指す用語としても使われた
活版印刷の分野では、活字を鋳造するための金型(母型)を「字母」と呼んでおり、この意味では漢字も含む幅広い文字の鋳造に関係します。文脈によって「文字集合」と「印刷母型」の二つの意味をもつ点に注意が必要です。
使い方・例文
ハングルの学習書で「子音字母(자음자모)14字と母音字母(모음자모)10字を覚えれば読み書きの基礎が身につく」と解説される場面や、活版印刷の歴史資料で「字母を彫刻して活字を量産した」と記述される場面で登場します。
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