如庵とは?
じょあん
如庵とは、江戸時代初期に織田信長の弟・織田有楽斎が建てた国宝の茶室で、日本三名席のひとつに数えられる草庵茶室です。
如庵(じょあん)は、安土桃山時代から江戸時代初期にかけて活躍した茶人・織田有楽斎(うらくさい。本名:織田長益)が建立した茶室です。織田信長の末弟にあたる有楽斎は、千利休に茶を学び「利休七哲」の一人にも数えられる著名な茶人でした。
如庵は元和4年(1618年)ごろ、京都・建仁寺の塔頭・正伝院に建てられたとされています。その後、転々と移築が重ねられ、現在は愛知県犬山市の「有楽苑」(名鉄犬山ホテル敷地内)に移設・保存されています。
如庵の建築的特徴として次の点が挙げられます。
- 二畳半台目という独特の間取りを持つ小間の茶室
- 壁に古い暦(こよみ)を張り込んだ「暦張り」と呼ばれる意匠
- 躙り口(にじりぐち)を備えた草庵茶室の典型的な構成
- 数奇屋建築の美意識が凝縮された簡素で趣深い空間
国宝に指定されており、京都の待庵(たいあん)・大徳寺の密庵(みったん)とともに「日本三名席」と称されています。茶道文化・数奇屋建築の最高峰として、研究者や茶道愛好家から高い評価を受けています。
使い方・例文
如庵は愛知県犬山市の有楽苑で公開されており、茶道の歴史や数奇屋建築を学ぶ修学旅行や文化見学のコースとして訪れる人が多い国宝の茶室です。
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