大腿骨頭壊死とは?
だいたいこつとうえし
大腿骨頭壊死とは、股関節を構成する大腿骨の骨頭部分への血流が途絶え、骨組織が壊死して骨頭が変形・崩壊する疾患です。
大腿骨頭壊死(だいたいこっとうえし)とは、大腿骨(太ももの骨)の上端にある球形の骨頭部分への血液供給が障害されることで骨組織が壊死し、骨頭の圧潰(骨が潰れること)や変形が生じる疾患です。特発性大腿骨頭壊死症は国の指定難病に認定されています。
- ステロイド薬の長期・大量使用
- 過度な飲酒(アルコール多飲)
- 大腿骨頸部骨折や股関節脱臼後の血流障害
- 原因不明の特発性(上記に当てはまらないもの)
初期には自覚症状がなく、骨頭が圧潰してくると股関節の痛み(鼠径部・臀部・大腿部に及ぶこともある)や歩行困難が現れます。診断にはMRI検査が最も鋭敏で、早期発見に役立ちます。X線では進行してからでないと変化が現れにくい特徴があります。
治療は病期・範囲・患者の年齢・活動性に応じて選択され、早期の軽症例では保存療法(荷重制限など)が行われることもありますが、多くの場合は手術が必要で、骨頭の壊死範囲を移動させる骨切り術や、進行例では人工股関節置換術が行われます。
使い方・例文
ステロイドを長期服用している膠原病の患者が股関節の痛みを訴えた際、大腿骨頭壊死が疑われてMRI検査が行われるケースが典型的な例です。
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