大嘗祭とは?
だいじょうさい
大嘗祭とは、天皇が即位後に初めて行う最も重要な宮中祭祀で、新穀を神々に供え国家の安寧と五穀豊穣を祈る儀式です。
大嘗祭(だいじょうさい)は、天皇が即位した後に一度だけ行われる最重要の宮中祭祀です。毎年11月に行われる新嘗祭(にいなめさい)の特別版にあたり、天皇が初めて自ら新穀を神々(天照大神を中心とする神々)に捧げ、自らも食することで皇位継承の完成を示す儀式とされています。
歴史的には持統天皇の時代(7世紀末)に制度化されたとされ、律令制下で大嘗祭の規定が整えられました。以来、ほぼ途絶えることなく続いてきた儀式であり、天皇制と稲作文化の深い結びつきを体現しています。
儀式の準備には長期間を要します。
- 全国から悠紀(ゆき)・主基(すき)という2か所の斎田が選ばれ、そこで栽培した新穀が用いられる
- 大嘗宮(だいじょうきゅう)と呼ばれる特設の祭殿が皇居内に建設される
- 天皇は祭服を着て深夜から未明にかけて儀式を行う
政教分離の観点から費用の公私区分や宗教性をめぐる議論が続いています。直近では2019年(令和元年)11月14〜15日に行われ、国内外から注目を集めました。
使い方・例文
大嘗祭は天皇の一代に一度しか行われないため、「即位の礼」とともに国民的な関心が集まる儀式として報道されます。
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