塵手水とは?
ちりちょうず
塵手水とは、相撲の土俵入りや立合い前に力士が両手を左右に広げて手のひらを見せる所作で、武器を持っていないことを示す清めの儀式です。
塵手水(ちりちょうず)とは、大相撲において力士が行う伝統的な所作のひとつです。具体的には、両手を前に伸ばして左右に広げ、手のひらを上に向けてから合わせ、最後に手刀を切る一連の動作を指します。
この所作の由来は、古来の武士の礼儀にあるとされています。両手を広げて手のひらを見せることで「武器を持っていない」「素手で正々堂々と戦う」意志を示す、一種の誓いの動作です。相撲が神事と深く結びついていることから、神前に対する清めの意味合いも持ちます。
塵手水は主に以下の場面で行われます。
- 横綱土俵入りの際、四股・蹲踞とともに行う定型動作
- 取組前の立合いで、力士が仕切りに入る直前
- 懸賞金を受け取る際の手刀とも関連する動作
現代では、立合いの所作として当たり前のように行われていますが、その一動作一動作に神聖な意味が込められています。相撲観戦の際にこの所作を知っておくと、競技としてだけでなく日本の伝統文化として相撲をより深く楽しめるようになります。
使い方・例文
相撲の解説や観戦記事で「両力士が塵手水を行い立合いに備えた」のように使われます。土俵入りの説明や相撲の礼法を紹介する場面でも登場します。
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