垂とは?
たれ
垂とは、剣道の防具のひとつで、腰から太ももにかけてを保護する布製の垂れ下がった防具のことです。
垂(たれ)とは、剣道の防具一式(防具・剣道具)を構成するパーツのひとつで、腰から太もも前面を保護するために装着する防具です。胴着の下半身正面に下げるように取り付け、打突から体を守ります。
構造としては、中央に大きな「大垂(おおだれ)」が3枚、左右に「小垂(こだれ)」が2枚並ぶ計5枚の垂れで構成されています。内部には複数枚の布・綿が縫い重ねられており、竹刀の打突の衝撃を吸収します。表面は紺・黒などの剣道用テトロン・綿布や、高級品では鹿革が使われます。
大垂の中央には名札(ゼッケン)を付けるのが慣例で、所属団体・道場名・氏名が記されます。試合では審判が選手を識別するための重要な目印にもなります。
垂は胴・面・小手と並ぶ剣道四つの基本防具のひとつであり、初めて防具をそろえる際に必ず必要となります。稽古・審査・試合いずれでも着用が義務付けられており、正しい着装(きちんと結ぶ・ひもをしまう)も礼法の一部として指導されます。
使い方・例文
剣道の稽古や試合で「防具を着ける」際には、まず垂を腰に巻いて結び、その上に胴を装着するという手順で準備が進みます。
この用語をシェア
最終更新: